職業訓練コース 終わりから始まりへ

気づけば8月21日(水)

皆様、夏休みはいかがお過ごしになられましたでしょうか?

さて、夏休みボケも夏バテも許されない勢いで今週も始まりました。
午前中だけでもいったい何社何名の方とやり取りをしたか把握できないほど(笑)
うん、めっちゃ働いてる!

さて、そんなスタートダッシュを切った今週、職業訓練校もかなり慌ただしく、現コースと新コースが入り乱れております。

来週に修了するコースの方は就活真っただ中!
私のメールには履歴書・職務経歴書の添削依頼がじゃんじゃん届いています。
振り返ればタイピングから始めた方も多いクラスだったのに、メールやクラウドの扱いも手慣れたものです。
そして新コースの方には、今後「職業訓練」というものをどのような姿勢で臨む必要があるのかをお伝えしました。
人生100年時代。働き方改革を経て、AIやDXなど働き方も急速に変化していく時代に向かって、ご自身のスキルは?キャリアは?
そんなことをしっかりと考えながら充実した時間を過ごしていただきたいです。

ちなみに、ウィリアム・ブリッジスは『転機(トランジション)は『始まりは、何かが始まるときではなく、何かが終わるとき』と提唱しています。

そして、その始まりと終わりの間をニュートラルゾーンとして、キャリア転換時に上手くマネジメントしていくことが大切であるとしています。

第1段階:終焉『アイデンティティや方向感覚の喪失。混乱、空虚感などの心理的苦痛を経験する時期』
第2段階:ニュートラルゾーン(中立圏)『喪失感、空虚感を受け止め、自分と向き合う時期』
第3段階:開始『整理をして次に進む時期。計画的、偶発的に関わらず、新たになにかが始まる時期』

職業訓練は概ね第2段階を過ごす場でありますが、今この記事を読んでいるあなたは今、どの段階にいますか?
いずれにせよ、転機はピンチではなくチャンスであり、上手に乗り越え次のステップへ進みたいものですね。